今日もストックフォトのお話です。
PIXTA、写真ACに続いて、Adobe Stock にも登録してみました。
これでストックフォトサービス3社に登録して実際に審査を受けてみたことになるので、感想なんかを比較しながら書いていきます。
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Adobe Stock にも登録

海外のストックフォトサービスでは Shutterstock や iStock と並んで、多分みんな知ってる Adobe Stock。あの天下の Adobe がやってるストックフォトサービスです。

実は、今まで避けてたんですよね。
ストックフォトサービスに登録する前に、やっぱりネットで調べたりするじゃないですか。そうすると「英語で確定申告用の書類を書かなきゃいけない」とか「マイナンバーがどうたら」とか出てくるんですよ。わたしはその時点で「めんどくさすぎるだろ、これ…」とか思っちゃう人なんですよね。

それでも気にはなるわけで、さらに色々調べると「結構簡単」とか「W8-BENの申請はオンラインで出来る」「ここを見ればすぐ書ける」なんて記事も結構出てくるわけです。

「ストックフォトに手を出した以上、やっぱり Adobe Stock は外せないわなぁ…」

ということで、清水の舞台から飛び降りる気持ちで登録してみることにしました。

詳しい登録の仕方などは他によくまとめていらっしゃるサイトがたくさんあるのでサラッと流す感じでいきますが、コチラから公式サイトに飛んで、言われるとおりに進めていけば写真のアップロードまではすんなり行けると思います。具体的には Adobe アカウントの作成 → 規約を読んで同意 → アップロード と進みます。PIXTA や 写真AC で必要だった本人確認はありませんでした。

アップロードが済むとそのまま源泉徴収申請フォーム(W8-BEN)の記入を促されます。
どうせいつかはやらないといけないので、ネットで記事を調べながらオンラインで記入していきます。氏名や住所なんかを英語で記入する必要があるので、ネットで調べた書き方の記事を読みながらが良いかも。
ちなみにマイナンバーですが、わたしはそもそもマイナンバーカード自体を作ってないので「必要だったら困るな」と思ってたんですが、記入しなくても承認されました。ちょっと肩すかし。

わたしが Adobe Stock の登録の時に参考にさせていただいた記事へのリンクを貼っておきます。





Adobe Stock の感想

実際に写真をアップロードして審査を受けた感想ですが、まずなんと言っても

審査が早い!

9月3日にアップして9月5日には審査が済んでました。Adobe 恐るべし…。
どこかで約3日~1週間という記事を読んだ気がするんですが、この早さには真面目にたまげました。


それから、タグ付けが楽。
写真をアップした段階で、カテゴリーやタグの候補なんかは自動判別して入力されています。
タグに関しては「解せぬ」というものがあったりもしますから、順番を変えたり付けたりたり消したりといったことは必要になります。でも楽ですね。

3社の比較 - 登録編

では簡単に3社を比較しながら感想を書いてみます。
もちろんわたしの主観ですから、他の方には当てはまらないこともあるだろうことはご理解ください。

クリエイター登録の容易さでは、Adobe Stock がダントツに楽だと思います。W8-BENの提出がちょっとハードルが高いくらいで、写真をアップするまでだと一番早く済みました。
PIXTAと写真ACは、それほど差がないと思います。どちらも本人確認がありますし、掛かる日数も同じくらいでした。
ちなみに Adobe Stock ではクリエイターではなくコントリビューターと呼ばれます。


タグ付けについては、楽だった方から Adobe Stock、PIXTA、写真ACだと思いました。
Adobe Stock は前述の通り半自動でタグ付けがされます。PIXTAは最初の5つは手入力しないといけませんが、5つ入力すると候補を用意してくれますから、あとは選ぶだけみたいな感じになります。写真ACは基本的に手入力です。


PIXTA は登録の途中で著作権などに関するテストがあります。
面倒だと思われる方もいらっしゃるでしょうが、ストックフォトサービスをやる以上、著作権やモデルリリースなどの権利関係はきっちり抑えておく必要がありますから、それについて「しっかり守ってもらおう」という姿勢が見えるという意味で評価できます。


3社の比較 - 審査編

審査について見てみます。
ただ、繁忙期だった等の理由で一概に比較できない可能性もありますのでご留意ください。

審査の早さではダントツで Adobe Stock が早いです。前述しましたが、わたしの場合は2日でした。Adobe のサイトには「数日」と書いてあります。通常3日~1週間とどこかで読んだ気がするというのは前述しましたね。
次に早いのは写真AC。最初にアップしたものは6日でした。サイトには通常約1週間とアナウンスされています。
一番時間がかかるのは PIXTA。通常14営業日とアナウンスされていますから、実際には約3週間かかります。わたしの場合は8月5日にアップして審査が終わったのが8月29日でした。お盆休み期間を挟んでいますから余計に伸びたんだろうなぁ、とは思います。

ストックフォトはある程度の期間続けていかないと結果に結びつかないものだと思うんですが、写真を撮り続ける・アップし続けるモチベーションの維持が難しいように思います。
審査の段階で長期間かかるよりは短期間で審査が終わるほうが絶対モチベーションは維持しやすいと思うんですよね。そういう意味では Adobe Stock のスピードには好感が持てます。


審査の厳しさは、正直よくわかりません。今のところどのサービスでもリジェクトされていません。
ネットで調べてみると、厳しい方から Adobe Stock、PIXTA、写真AC と言われていることが多いですが、Adobe Stock では OK だったのに PIXTA ではダメだったなんてこともあるようです。
会社によって審査を通過しやすい傾向やダメ出しされやすい傾向があるとも聞きますが、どうなんでしょう? もう少しやり続けてみないと判断できないかな、と思います。


ちなみに、3社ともメールで審査結果を受け取ることができます。


簡単にまとめ

PIXTA、写真AC、Adobe Stock と3社に登録しましたが、どこも一長一短といった感じがします。
稼げる・稼げないは置いておいて、個人的なおすすめだと Adobe Stock がイチ押しという感じがします。
PIXTAは審査期間が長いですから、きっちり計画を立てて撮影・アップロードができる人向けという印象。
写真ACは単価は低いですがダウンロードされやすいのでモチベーション維持に繋がる感じ。

どのみちストックフォトをやっていく場合は複数のサイトに登録する必要が出てきますから、この3社と言わず色んな所に登録するのもアリだと思います。
ただ、あまり手を広げすぎると写真の管理が煩雑になりそうな予感はします。
なのでわたしは当面この3社にお世話になろうと思っています。


自分にあったところを探してみてくださいませ。

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